中国船2隻が領海出る 尖閣周辺、259日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入していた中国艦船「海警2305」「海警2302」の2隻は4日午後4時47分ごろから、相次いで領海外の接続水域に出た。2日に領海侵入後、3日にいったん領海を出ていたが、4日午前零時19分ごろ、再び領海侵入していた。
 2隻は独自の主張をしながら、領海内で操業している日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せていた。海保の巡視船が接近を阻止し、漁業者の安全を確保していた。
 海保は「中国海警船の活動はそもそも国際法違反」としている。
 接続水域では「海警2301」「海警2501」も航行している。中国艦船4隻はいずれも機関砲を搭載している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは259日連続。

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