安里繁信氏の八重山選対事務所では21日、午後8時の投票終了と同時に相手候補の当確がテレビで伝えられ、集まった関係者が一様に厳しい表情を浮かべた。安里氏とセットで戦った比例の河野義博氏(公明)は早々に当選を決め、大浜一郎選対本部長が「バンザイしよう」と提案。沈うつなムードを吹き飛ばすようなバンザイ三唱が会場に響いた。
新しい沖縄を創る県民の会八重山連合支部長の中山義隆石垣市長は「八重山の発展、沖縄の下支えのためには国の力を借りなくてはならず、河野さんの力を借りて頑張りたい」とあいさつ。
大浜選対本部長は「河野さんに八重山に来てもらい、声を吸い上げてほしい」と期待。公明党八重山連合支部の平良秀之支部長は、河野氏の当選に謝意を表し「選挙戦の分析を進め、反転攻勢の誓いをしたい」と述べた。