AIが町政、観光情報提供 チャットボット運用開始 竹富町

記者会見した西大舛町長と綱川代表取締役=21日午後、竹富町役場仮庁舎
記者会見した西大舛町長と綱川代表取締役=21日午後、竹富町役場仮庁舎

竹富町は、ホームページ上でAI(人工知能)が町民や観光客などの問い合わせに答え、町政や観光に関する情報を提供する「AIチャットボット」の運用を開始した。町は新型コロナウイルス禍の中、感染リスクを恐れる人が、役場を訪れなくても気軽に情報を得られるツールとして期待している。西大舛高旬町長は21日、町役場仮庁舎で記者会見し「行政情報を24時間、いつでもどこでも容易に入手できる」とアピールした。
AIチャットボットは、町民と町職員の接触による感染リスクを低減させる目的で、町が国の交付金約2100万円を使って導入した。運用開始は1日。
町ホームページのトップページからアクセス可能。教育、福祉、ごみ処理など、さまざまな質問に対し、AIが自動的に最適な回答を表示する。
町政策推進課によると、町ホームページの閲覧者は2019年に約8万4千件だったが、今年は9月までで約18万件以上に増加。関東圏からの閲覧が4割近くを占め、コロナ後の離島観光に関心を持つ本土住民がアクセスしていると見られる。
このためAIチャットボットには町政情報だけでなく、観光情報も提供する機能も付加した。事業者の株式会社ビースポークによると、自治体がAIチャットボットで観光情報を提供するのは全国初という。
同社によると、21日までに竹富町のAIチャットボットに寄せられたメッセージは851件。観光、コロナ、ごみ処理に関する質問が多い。閲覧した人のうち7割が実際にメッセージを打ち込んでいた。
AIチャットボットは日本語と英語に対応しており、将来的に中国語などへの対応も検討する。近くラインでの機能提供も始める、AIにはメッセージの学習機能があり、今後、回答内容をさらに最適化していく。
記者会見で同社の綱川明美代表取締役は「困った時に、リアルタイムで求めている情報が得られないことが一番怖い。情報格差を埋めるサービスを展開し、中身を改良して使いやすいものしたい」と述べた。

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