「実施要領パターン」公開へ 有事の避難マニュアル 市、周知に向け方針転換 石垣市議会一般質問

 石垣市議会(平良秀之議長)3月定例会では一般質問最終日の25日、内原英聡、大濱明彦、石川勇作の3氏が登壇した。武力攻撃やテロなど有事の際、住民を避難させるマニュアルを定めた国民保護計画の「避難実施要領のパターン」について翁長致純総務部長は「今後、公開することを予定している」と答弁。非公開としていた従来の方針を転換した。

 避難実施要領のパターン公開は内原氏が求めた。翁長部長は公開の是非について「各自治体の判断にゆだねられている」とした上で、パターン作成時、県内各自治体の対応を参考に、非公開としたと説明した。
 その上で「その後、公開する自治体が増えていることから、市民への周知徹底を図るため、今後、市でも公開することを予定している」と説明した。市防災危機管理課によると、市国民保護協議会に改めて公開の方針を諮る予定。
 内原氏は「市長が尖閣に強い思いを抱くことは否定しない。だが住民避難計画、(陸自配備予定地の)近隣住民の生活保障、公害が発生した時の規制など、やるべきことはたくさんある」と強調した。
 大濱氏は新八重山博物館建設の進ちょく状況をただした。天久朝市教育部長は「年度当初に基本計画策定に着手できるよう取り組む」と報告。
 八重山博物館の砂川栄秀館長は、基本計画検討委員会の委員に有識者や市民からの公募などを想定していると明らかにした。
 大濱氏は課相当の「準備室」設置を要請したが、天久部長は「関係課と調整している」と述べるにとどめた。新博物館の名称に「美術館」を入れることについても、過去の基本計画、基本構想に「美術館の具体的な位置付がない」と慎重姿勢を示した。
 石川氏は、学校で子どもたちが空腹のまま運動するケースがあることについて「補食」として校内への食べ物持ち込みを認めたり、余った給食をおにぎりとして提供することを提案。
 天久部長は「学校に補食として食べ物の持ち込みを認めることは望ましくない」と否定的な考えを示した。しかし中山義隆市長は「給食だけで(栄養が)補えないのであれば、その他の方法を考えるのは大人の役目だ。積極的に検討したい」と応じた。

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