中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船に接近

 第十一管区海上保安本部によると、9日午前3時47分ごろから56分ごろにかけ、石垣市の尖閣諸島周辺で中国海警局の艦船「海警1306」「海警1106」が領海に侵入。独自の主張をしながら、周辺で操業している日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せている。尖閣周辺で中国艦船が領海に侵入するのは3日以来で、今年18日目。
 2隻はいずれも機関砲を搭載している。日本漁船には2人が乗船。海保の巡視船が中国艦船に対し領海からの退去要求や進路規制を繰り返し実施し、中国艦船の接近を阻止して漁船の安全を確保している。
 領海外側の接続水域では機関砲を搭載した中国艦船「海警1304」「海警1109」も航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは233日連続で、過去最長記録を更新した。

関連記事

八重山日報公式 X(Twitter)

フォローする

ユーグレナ シルバー人材センター たびらいレンタカー ひとし眼科 嶺井第一病院 アイン薬局
ページ上部へ戻る