躍動感あふれる演舞 沖縄全島エイサー閉幕

テンポの速い曲に力強いバチさばきで観客を魅了した沖縄市の園田青年会=2日、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場

 第63回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会)が2日、最終日を迎え、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で行われた本祭に市内外の16団体が出演した。
 特徴的な琉球音階やリズムを奏でる歌、三線の音色にのせ力強く響き渡る太鼓の音や優美かつダイナミックな大演舞や囃子が観客を魅了した。まつり期間中の3日間で、延べ34万人(主催者発表)が訪れた。

 夫婦で毎年エイサーを楽しみにしているという小林延子さん(68)は「園田青年会はパワフルで一体感もある。最後の唐船ドーイは最高」と満足した様子。
 大トリはことし70周年を迎えた山里青年会が務め、空手の型を取り入れた迫力のある力強い演舞で魅了した。最後は観客も一緒になってカチャーシーを踊り、打ち上げ花火で幕を閉じた。
 実行委員長の桑江朝千夫沖縄市長は、1日に行われた「沖縄市青年まつり」が40回の節目を迎えたことや、今年3月に開設した体験型施設「エイサー会館」について触れ「沖縄市はエイサーの持つ魅力、魂によって活気づけられ、奮闘する若者の力によって明るい未来に進んでいる」とあいさつした。

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