タイム計測と順位をつけない第3回西表島Happy77トライアスロン2019(主催・西表島スポーツプロジェクト)が17日、西表島祖納の前泊海岸緑地公園を発着点に開催され、参加した20代~70代までの89人が島の風光明媚な自然を満喫しながらトライアスロンをマイペースで楽しんだ。
スイムは湾内を0・5㌔を4周回する2㌔、バイクは東部の野原崎展望台を折り返し地点とする60㌔、ランは住吉牧場を折り返し地点とする15㌔のコース。
出発前にはダンス教室リノレオの子どもらによる激励のダンスがありスイムがスタート。バイクが始まったころ、しきりに雨が振り始め、足元が悪い中でのレースとなったが、沿道には給水所や地元民が太鼓を叩いて「頑張れー」などと声援を送って参加者を後押しした。
ゴールでは上原小学校の生徒が「西表島に来てくれてありがとう、また来てください」などとメッセージが添えられたメダルが手渡された。
西表島スポーツプロジェクトの川尻哲央代表は「トライアスロンのハードさはあるが、西表島の自然を感じながら思いっきり楽しんでほしい」と期待した。