26日に開催された2020年度「防風林の日」関連行事の第2部では、宮良地区で国・県の特定地域経営支援事業を行っている農地で植樹大会が行われ、参加者約50人がフクギの苗木約140本を丁寧に植え付けた。
県農林水産部の長嶺豊部長は「地域の財産づくりの活動として根付くことを」、開催地を代表して中山義隆石垣市長が「より一層、防災農業の啓蒙・普及が図られるよう」とそれぞれ期待。
農畜産業振興機構の佐藤一雄理事長(代読)は「防風・防潮林の整備はサトウキビを始めとした農作物の台風被害を軽減する上で大変重要。市・県全体で整備が加速し、農作物の生産の安定と一層の増産に繋がることを」と祈念した。
同会議の大城会長、農畜産業振興機構那覇事務所の坂西裕介所長、長嶺部長、中山市長、平良秀之市議会議長、農家を代表し石垣島fruit組合の伊志嶺雅也代表が記念植樹。
関係参加者約50人がガンバロー三唱し、約140本のフクギの苗木を植樹した。
今年は新型コロナの感染防止の観点から例年行われている講演会はなかった。