ニッパヤシの実に興味津々 古見小、児童ら触れ合う

ニッパヤシの実と触れ合う児童たち(古見小学校提供)

竹富町立古見小学校(赤嶺智郎校長)でこのほど、生徒が日本では西表島の内離島と船浦湾の2カ所のみで自生が確認されている珍しいヤシ科のニッパヤシの実と触れ合った。
特定非営利活動法人マングローバル代表理事の岡田精一郎氏が県立博物館、鹿児島県立博物館からの依頼でニッパヤシの実を運ぶ途中、古見小へ立ち寄った。
同校が推進する海洋教育で、子供たちがオヒルギやメヒルギなどを実から育てているのを知り「児童にニッパヤシの実も見せてあげたい」と考え実現したという。
子どもたち全員がニッパヤシの実を見るのは初めてで、大きな実を見たり、持たせてもらったりして喜んだ。
4年生の髙松凛武(りんむ)さんは「すごく大きな実なので、今度は実際のヤシの木も見たい」、2年生の我如古峡(かい)さんは「岡田さんから、外国ではニッパヤシの実を食べることがあると聞いた。僕も食べてみたい」と話した。

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