県保健医療部によると、10月10日から16日までの間に、県内で風しん患者が4人確認された。感染者からの感染拡大に加え、現在、首都圏を中心に風しんが流行しているため、ウイルスが県外から持ち込まれる可能性もあるとして、警戒を呼び掛けている。
4人は20代と30代で、住所は那覇市3人、宜野湾市1人。全国では首都圏を中心に、千人以上の患者が発生している。
風しんに感染しないため、県は①1歳になってからと2歳になるまで②小学校入学前の1年間―の児童を対象に定期予防接種を呼び掛けている。妊婦は予防接種を受けられないため、風しんに対する免疫が不十分な人は、流行地への訪問を控えるよう求めている。
また、発熱や発疹などの症状から感染が疑われる場合、必ず事前に医療機関に連絡し、受診するよう呼び掛けている。