しらほサンゴ村、公民館へ譲渡 「地域活性化、交流に活用を」 WWFジャパン

譲渡契約書に調印した東梅事務局長(右)、横目公民館長(中央)、花城理事長(左)=27日午後、しらほさんご村

 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、白保の貴重なサンゴ礁を保全するために20年前にオープンしたWWFサンゴ礁保護研究センター(小林俊介センター長)「しらほサンゴ村」を27日、白保公民館(横目博二館長)に無償譲渡した。施設が地域の中でより有効に利活用され、サンゴ礁文化と生態系の保全のための活動が地域内で長期的に継続されることを期待して決定。同日午後、WWFジャパンの東梅貞義事務局長、横目公民館長、共同で運営するNPO法人夏花の花城芳藏理事長が譲渡契約書に調印した。

 横目公民館長は「無事調印式を迎えたことに安堵している。同団体には、2000年の設立以前から白保地域の住民交流と自然保護のために貢献いただいた。新たな関係構築のもとサポートしてもらいながら、施設を地域コミュニティの場として最大限に活用していく」と決意。
 関係者含む約20人が参列し、スライドショーで同センターの20年間を振り返った。東梅事務局長は「設立当初から、ここを地域交流の場にしたいという思いがあった。白保の海は世界の宝。文化を次世代に継承し、ますます地域がにぎわうように施設を活用してほしい」と期待した。
 昨年9月に譲渡の提案を受けた白保公民館は、7月から施設使用を開始する。WWFジャパンは施設内に机1個を維持し、移行期間の月末までは東京事務所から職員が通いで施設の維持管理をサポートするという。
 白保公民館と共同で運営に携わる夏花の花城理事長は「無償譲渡に感謝するとともに、今後の運営に誠心誠意取り組んでいく」と話した。白保在住の宮良操市議は「新石垣空港建設や赤土問題など、たくさんのことを乗り越えてきた。地域をさらに活性化させることで、職員の皆さんに感謝を示したい」とあいさつした。

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