市民憲章の理念高らかに 石垣で18年ぶり全国大会

全国市民憲章運動連絡協議会唱和文が唱和された=23日、石垣市民会館大ホール

 「石垣島から幸せな響き 麗しく輝く 結いのまち~絆と英知でサニーサニー(笑顔で楽しく)一歩前進~」をテーマにした市民憲章運動推進第55回全国大会・石垣市大会(主催・全国市民憲章運動連絡協議会など)が23日午後、石垣市民会館大ホールでオンライン開催された。国連で採択されたSDGsの「持続可能性」に着目し、市民憲章運動の活性化と発展、明るく住みよいまちづくりを全国に発信した。石垣市で開催されるのは2003年に続き2回目。

 全国市民憲章運動連絡協議会の浦内克雄会長は「市民憲章の歴史には私たちの先達が苦労の中で築き上げてこられた住民自身による町づくりの歩みが刻まれている。これまで受け継がれてきた知恵と経験は必ずや市民協働の力によって困難を乗り越え、次の世代に引き継がれるものと確信している」とあいさつ。
 開催地を代表して中山義隆石垣市長は「親から受け継いだ豊かな自然と文化を子どもたちに引き継ぐことが私たちに課せられた大きな使命。故郷のかけがえのなさ、ありがたさについて思いを新たにする一つのきっかけになれば」と強調した。
 日本貿易振興機構アジア経済研究所の佐藤寛研究推進部上席主任調査研究員が「SDGs時代の市民憲章の新たな役割」をテーマに記念講演した。
 竹富町地域自然資産財団水野景敬常務理事、石垣市立名蔵小中学校中学生徒会、合同会社emptyの岩倉千花代表による活動発表も行われ、コーディネーターは計画哲学研究所の三輪真之所長が務めた。
 オープニングでは八重山古典民謡保存会が「赤馬節」「目出度節」「繁昌節」を披露し、大会途中には八重山高校郷土芸能部がアトラクションで花を添えた。
 大会の成功を願い、石垣島出身のきいやま商店、夏川りみさん、具志堅用高氏からも応援ビデオメッセージも寄せられた。
 会場の様子は石垣ケーブルテレビとユーチューブでライブ配信され、後日字幕付き動画も公開される。
 市民憲章は市の理念や町づくりの方向を明らかにし、市民一人ひとりが主体的に関わるための行動規範や目標、道しるべとなる。
 石垣市では1977年の市政施行30周年を記念して制定され、平和、健康、繁栄を希望し、豊かな町づくりに励む市民像を設定。市民の日常の実践徳目が憲章として制定され、活動として清掃美化やスポーツイベント、方言による憲章文の作成など、さまざまな取り組みが行われている。

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