多彩な凧が空を彩る 3年ぶり大会、愛好家ら集う 南ぬ浜町

全長㍍の「大タコ」を協力して揚げる参加者=26日、南ぬ浜人工ビーチ
全長㍍の「大タコ」を協力して揚げる参加者=26日、南ぬ浜人工ビーチ

 第20回石垣島凧あげ交流会・第10回全国シャクシメー大会(主催・石垣島凧あげ大会実行委員会)が26日、南ぬ浜人工ビーチで3年ぶりに開催された。全国各地の伝統凧や独創的な創作凧などが石垣島の空を彩り、全国から集まった凧愛好家や地元の八重山凧愛好会、地元の子どもなど約200人で凧あげを楽しんだ。
 八重山凧愛好会の仲間清隆会長によると、大会は沖縄地方で梅雨明けを知らせる季節風として知られる「カーチーバイ(夏至南風)」が吹く時期に開かれる。凧を揚げ続けることができるため、1人が複数の凧を揚げられることが魅力の一つという。
 この日揚がった凧の中から交流会実行委員会長賞に高橋曻さん(千葉県)、石垣市凧のかけはし大使賞に井上義男さん(埼玉県)が選ばれた。第10回シャクシメー大賞は研谷厚(愛知県)さんが受賞した。
 シャクシメーは蝶の形をした凧が、羽が開いた状態でぐんぐんとあがり、先端に行きつくと羽がパタっと折れ戻ってくる仕組みで往復時間を競うもの。そのほか凧のアトラクションとして空からお菓子のプレゼントや凧の紹介も行われた。
 日本凧の会が所有す25㍍の「大タコ」もあがり、凧あげを手伝った山田たいせい君(6)は「手も痛くて重かったけどあがってわーいって思った。初めてあんなに大きな凧をあげた」と笑顔を見せた。
 埼玉県から参加した川口顕裕さん(77)は「3年ぶりに参加でき、石垣のカーチーバイは素晴らしい。凧仲間とも再開できて感無量だ」と喜んだ。
 実行委員会会長の中山義隆石垣市長は開会セレモニーで「コロナの影響で3年ぶりとなったが、次の世代にも伝えていけるような大会にしていきたい」とあいさつ。
 仲間会長は「2015年には340人の参加があった。広場があれば行きたいという人もたくさんいる。市長が石垣島を凧あげの聖地にという話にもあったように、国内だけでなく国際交流大会も節目で開催できれば」と期待を込めた。
 表彰者は次の皆さん。
 ▽交流会実行委員会長賞=高橋曻(千葉県)▽石垣市凧のかけはし大使賞=井上義男(埼玉県)
 ▽第10回シャクシメー大賞=研谷厚(愛知県)
 ▽八重泉酒造賞=佐藤敏和(東京都)
 ▽請福酒造賞=武田 功(東京都)
 ▽高嶺酒造賞=安田良造(大坂府)
 ▽池原酒造賞=原田武俊(鹿児島)
 ▽仲間酒造賞=鳥井賢次(愛知県)
 ▽玉那覇酒造賞=小野喜象(大阪府)
 ▽オリオンビール賞=後藤篤夫(新潟県)、竹内裕美(新潟県)、志賀章八(埼玉県)、吉永明夫(東京都)、永吉辰春(長野県)
 ▽みね家夫唱婦随賞=蒲倉禮子(東京都)、川上雅子(大分県)、松下勝子(山口県)、茂出木幸子(東京都)、研谷冴子(愛知県)、矢吹真理子(宮城県)

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