まいぞうくん


 うるま市勝連南浮原島の島の南側沖合の、南浮原島沖海底遺跡。。かつて唐船が難破し、島の干瀬に打ち上げられたとの伝承がある…と、先週お伝えしたが、沖縄県立埋蔵文化財センターの調査資料(写真1)によると、船釘や船体に用いられるボルト、船体の一部と考えられる銅製の金具が付いた木製品などが採集されている。

写真1


船体の一部と思われる銅製金具付きの木製品については、弧状の銅製金具をはめ込んだ板状の木材に角材を釘で留めているが、どの部位にあたるかが不明だという。
 ともあれ、海底の、それも水深約17㍍ともなれば、明るい沖縄の日差しもそろそろ届かなくなる場所に、こうした船の残骸が眠っているのだ(写真中)。一体どんな船だったのだろうか。明るくない場所故に、さまざまな想像をかき立てるものがある(写真2)

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(写真提供=沖縄県立埋蔵文化財センター。同センター第87集 沖縄の水中遺跡・沿岸遺跡ー沿岸地域遺跡分布調査報告ーの記事を再編集いたしました)。

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