中山義隆市長は１７日夜、市役所で会見し同時にバーベキューをした最多人数で、ギネス世界記録の達成を目指す祝・人口５万人達成！石垣島大ＢＢＱまつり（同実行委員会主催、１８日開催）について、「チケットは目標だった２５００枚が完売した」と発表、ギネス記録達成にめどがついたことを明らかにした。「各団体や個人に申し込みをいただいた」と、協力に感謝した。一方、記録更新には、購入者の来場が必要不可欠であるため、「必ず会場に来て参加してほしい」と念を押した。

　ギネス挑戦を巡っては、１６日までに２０３２枚しか販売できておらず、ギネス新記録を達成するには、参加者が１５３人足りない状況だった。中山氏も同日午後に会見し「市役所の窓口で購入してほしい」と呼び掛けていた。
　周知の結果、１７日だけで４６８枚が購入され、ギネス更新に必要な参加者は確保できた。ただ、実行委は１００人分の当日券も用意。会場で午前９時から販売する。
　２５００枚の内訳はアプリ購入が６３９枚、窓口が１１１９枚、残り７４２枚は協賛企業などの各団体に販売を依頼した。
　参加者は１８日午前１１時半までに市役所隣の会場に入場し、ギネス認定員の説明を受ける必要がある。挑戦は正午から始まり、午後１時に結果が会場で発表される予定。
　冬季に入り、八重山地域では連日風が強い日が続いている。会場周辺は雑草が多く、万が一バーベキューの火が燃え移った場合、被害が大きくなる懸念もある。
　中山氏は「基本的に今の状況で中止の予定はない。１５㍍から２０㍍の強風なら中止せざるを得ないかもしれない」と危惧した。大会予備日は翌１９日。
　大会前日の午後５時前、会場では市役所の担当者が関係者と入念に打ち合わせを行い、事業者が設備の準備を行っていた。
　市役所では、市消防本部の幹部やギネス認定員が来庁し関係者と打ち合わせを行った。