新衣装で「始番」披露 黒島東筋で結願祭 4年ぶり比江地御嶽で

「初番」でミルクから五穀が授けられた=7日午後、黒島比江地御嶽

 黒島東筋結願祭(主催・同部落会)が7日、比江地御嶽で開かれ、勇壮な棒術や初番狂言、奉納舞踊で今年の豊作を祝い、来年の五穀豊穣を願った。同祭は近年、悪天候のため屋内での開催が続いており、4年ぶりに比江地御嶽での開催となった。
 行事は正午すぎ、勇壮な棒術でスタート。10人の若者がガッキ棒や六尺棒、ヤク棒などを披露した。

 運道武則東筋部落会長は「1970年代の大かんばつにより、農作から畜産に切り替えた先人たちの先見の明に感謝したい。9月の郡共進会では、黒島から4頭の牛が入賞した。さらなる畜産発展を」とあいさつ。又吉英伸黒島公民館長は「60年前は毎月神行事が行われていたが、現在は三大行事のみとなり、島内各部落で行われていた結願祭は東筋だけになった。心ひとつに、未来永劫続けてほしい」と述べた。
 石垣在黒島郷友会の比屋定幸助会長からは、6月の国立劇場おきなわ公演に向け新調されたミルクの衣装が同公民館に寄贈された。
 奉納芸能は恒例の狂言「初番」で始まり、新衣装に身を包んだミルクの神が五穀の種子を授けた。
 同部落会員や郷友会員、小中学校の教職員らは「まみどーま」や「黒島口説」などの舞踊を次々と披露した。

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