海自特別機動船が6日石垣入港 米戦闘艇と訓練か

入港予定の特別機動船。(海自HPから)

 日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)の開始前の6日に海上自衛隊の特別機動船2隻が石垣港に入港することが4日、分かった。3日午後に自衛隊が市港湾課に申請書を提出。同課が入港を許可した。RDが始まる11日に出港予定。同船は海自の特殊部隊が運用する高速ボート。申請書に人員数を記載する項目がないため、上陸する隊員数を市は把握していない。

 同船は全長11・8㍍、総トン数が6・3㌧、喫水が最大1・28㍍。国内では、海自の特別警備隊などが使用する。
 接岸場所は石垣海保も使用する浜崎マリーナ。母船となる大型艦艇などから発進するため、期間中、艦艇が先島近海に停泊する可能性もある。

 石垣港を巡っては、在日米海軍も戦闘艇「combatant craft assault」(CCA)の入港を計画している。
 同船は米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」や米海兵隊員などの輸送で使用される船舶。
 6日正午に入港し9日午前10時までに出港予定。

 米軍の入港は、在日米海軍からの通告を海上保安庁が先月22日付で石垣市港湾課に通知。同課は4日午後の段階で市幹部の決裁を待っている状態。5日までに回答する予定。
 入港とRDとの関係は不明だが、同訓練の実施前に日米の特殊部隊が同時に石垣島に来島する可能性もある。事実上、同訓練の実施に合わせた入港で、連動して活動すると見られる。

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