公共交通の未来像テーマに 県議が高校生と意見交換

県議を囲み、議論する生徒ら。通学に欠かせない市バスの料金低減などの重要性も訴えた=17日、那覇高校

 県議会改革推進会議(委員長・比嘉京子県議)に所属する県議ら9人は17日、那覇高校で初開催となる高校出前講座を行った。高校2年生80人と県議らは、9つのグループに分かれ、公共交通を中心にした街づくりについて話し合うディスカッションなどを行った。那覇市が導入を検討しているLRTや、本島内を結ぶ計画がある鉄軌道などについて、活発な意見が出た。
 出前講座は県議会や県議への理解を深め、政治参加を促す目的で実施された。
 外部委託された関東の大学生らが司会を担当。ディスカッションでは、県議会事務局が情報を提供し、大学生らが作成した資料を基に議論が進んだ。資料では、県内の交通渋滞の深刻さや、今までの行政の取り組みなどを紹介し、高校生が理想とする公共交通の未来像を問うた。
 ディスカッション後、各グループの代表者が意見を発表。「自分たちが不便だと思っていたことが沖縄の社会課題であることに驚いた」「バスの利用率を向上させるために、バスレーンを増やすことや無線ランを設置すべき」などのアイディアが出た。
 参加した那覇高2年の宮里晴さん(16)は「グループの皆も意見を出し、議員も聞いてくれた。大切な機会になった」と話した。

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