260キロ走破「交流を」 花蓮の水上バイク協会来島

 台湾の花蓮県水上バイク協会(林信吉理事長)の交流団86人が9日、水上バイク44台で約260キロの距離を走破し、石垣島に到着した。花蓮市の姉妹都市・与那国町には2012年に交流団が水上バイクで訪問しているが、石垣島訪問は初めて。林理事長は「将来的には定期的に八重山に来て交流を深めたい」と期待した。一行は11日、水上バイクで与那国島へ向かう。
 同協会によると、ツアーには花蓮県だけでなく、台湾各地から参加者があった。一行は現地時間の9日午前5時、水上バイクと伴走船で花蓮を出発。水上バイクには一台に一人しか乗れないが、途中で運転者を交代し、日本時間の同日午後6時、石垣島に到着した。

 出発時は水上バイク46台だったが、2台リタイアしたという。
 10日は川平湾の観光やショッピングを楽しみ、午後5時ごろ、石垣市役所に中山義隆市長を表敬訪問した。
 中山市長は「心から歓迎する。台湾との新しい交流がスタートすることをうれしく思う」と述べた。台湾側からはお茶、石垣側からはお菓子のプレゼントが交換された。台湾側の求めに応じ、中山市長は同協会の旗にサインした。
 林理事長は、今回のツアーが石垣市のバックアップで実現したとして「感謝している。中山市長にも、ぜひ花蓮に来てほしい」と要請。中山市長が「水上バイクで?」と返すと、一行からどっと笑い声が上がった。
 メンバーの賴坤成(ライ・クァンチェン)弁護士は「宮古島も含め、台湾と先島は歴史的なつながりがある。石垣と花蓮はヨットを通じた交流があり、それを参考に交流を進めたい」と強調した。
 一行は、夜には石垣島の関係者との交流会を開いた。11日中に与那国島に到着、2泊したあと、花蓮へ戻る。
 同協会は2016年にも同じコースでツアーを企画したが、諸事情で中止していた。

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