できたての黒糖味わう ゆらてぃく市場で試食会

十分に煮詰めたサトウキビの搾り汁をかき混ぜながら、扇風機で冷ます=10日午前、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場

 サトウキビの栽培技術の研究などを行う「八重山地区糖業技術研究会」(友利仁志会長)と竹富町(西大舛髙旬町長)の共催で、昔ながらの製法による黒糖作りと試食会が10日午前、JAファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」で開催された。来場者らはできたての手作り黒糖や郡内島々の黒糖を味わった。
 県産黒糖の消費拡大などを目的に、2010年に県と黒糖を生産する市町村、工場で構成する県含みつ糖対策協議会が「5(こく)」と「10(とう)」の語呂合わせから5月10日を「黒糖の日」と制定。今回で10回目を迎えた。
 黒糖作りでは、島内産サトウキビの搾り汁が焦げ付かないよう棒でかき混ぜながら、3つの大鍋で2時間半から3時間ほど煮詰め、扇風機で冷ましてからステンレスバットに移された。

 試食会では手作り黒糖のほかにも、与那国産、波照間産、西表産、小浜産の黒糖が無料で味わえ、各島の黒糖を使った蒸しパンも振る舞われた。
 開催セレモニーで友利会長は「黒糖を作る工場は県内で8カ所あるが八重山管内には4カ所あり、県で9000㌧ほど生産されるうちの半分は八重山。作られる昔ながらの黒糖づくりを見て、味わって、黒糖を身近に感じてほしい」と強調。竹富町政策調整監・大浜知司氏が町長あいさつを代読し「黒糖の素晴らしさを理解し、日々の中で活用してもらえれば」と述べた。
 沖縄県農業協同組合八重山地区本部の石垣信治八重山地区営農振興センター長と八重山農林水産振興センターの仲宗根智所長の激励のあいさつもあった。

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