食品ロス削減に意欲 フードバンクやいま設立 困窮者などサポート

フードバンクやいまの設立を発表する山里代表(右)と事務局の岡崎さん=20日午後、市健康福祉センター

 一般社団法人サポートセンターHOPE(山里世紀子代表)は、まだ食べられるのに廃棄される食品を企業や個人から寄贈してもらい、困窮している人などに渡す「フードバンクやいま」を20日、スタートさせた。フードバンクの設立は、石垣市では社会福祉協議会に次いで2カ所目。事務局の岡崎文代さん(54)=自営業=は「食品ロスを減らして、環境に優しい活動を目指したい」と意気込んだ。

 消費者庁によると、まだ食べられる食品が食品が大量廃棄される「食品ロス」は年間643万㌧に上る。5月には、政府や地方自治体に食品ロス削減に向けた取り組みを求める食品ロス削減推進法が成立した。
 岡崎さんは、大量の食糧が廃棄される現状をニュースで知り「食べ物はたくさんの人々の手を経て私たちの口に入る。実家が米農家なので、ポイ捨てられる現状にとても心が痛んだ」という。
 昨年12月、沖縄本島のNPО法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄でボランティア活動を行い、フードバンクの仕組みを学習。今年1月から、石垣島での活動開始に向けた準備を進めてきた。
 フードバンクやいまは毎週木曜日と土曜日の午後1時から5時まで、真栄里にあるHOPEの事務所で活動する。福祉団体や行政の窓口から紹介を受け、ひとり親家庭や生活困窮者などに食品を贈る。今後、企業や関係機関を訪問し、協力を依頼する。
 賞味期限切れの食品は1カ月未満までは提供可能。冷凍庫などの保管設備がないため、生ものの寄贈は受けない。酒類も受け付けないことにしている。
 山里代表は「孤立して寂しい思いをしているお年寄りなどと、フードバンクを通じてつながりたい」と話した。

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