玉城知事、来月訪米へ 議会に辺野古反対訴え

会見した玉城知事。訪米して普天間飛行場の国外移設を求める予定だと明かした=19日午前、県庁

 玉城デニー知事は19日の定例記者会見で、米国連邦議会が在沖海兵隊の国外移転推進を議論することを受け、米軍普天間飛行場も含めて検討するよう働きかけると明らかにした。10月に訪米し、連邦議員や有識者との面会を予定している。具体的な面会相手は「調整中」とした。
 米国議会で国防関連法案が協議されるのに合わせた訪米。普天間飛行場の辺野古移設について、軟弱地盤の影響で工期が長期間に及ぶことや、移設後の基地運用の問題点などを訴えるという。
 辺野古移設で対立する国との関係については「対話は今後も求める」と強調した。
 米軍が17日、本部港の使用を試みた件については「民間港湾は民間船舶の運航を目的に設置された。緊急時以外の使用は自粛を要請している」と説明。河野太郎防衛相が「米軍は伊江島でパラシュート降下訓練を実施するため救助用ボートを移動させようとした」と説明したことには「伊江島の訓練と民間港湾の使用は別問題だ。これからも自粛を要請する」と語気を強めた。 

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