シマムニの保存継承に 島言葉で7人が発表

各自の島のシマムニを発表した発表者の皆さん=14日、竹富小中学校体育館

 貴重な文化遺産であるシマムニ(島言葉)の保存継承を目的に「第1回シマムニ発表会」(主催・竹富町、竹富町教育委員会、共催・竹富町シマムニ普及促進部会)が14日午後、竹富小中学校体育館で開催され、集落などの代表者7人がシマムニを使って発表した。 波照間の親盛美智子さん、小浜の入羽一男さん・大盛聰さん、竹富町役場代表の中井カンナさん、黒島の又吉英伸さん、古見の高松俊巴さん、上原葉さん、祖納の前大用安さん、竹富の内盛美生さんの7人がそれぞれシマムニに対する思いや童謡、寸劇など多彩なテーマで発表した。

 地元開催でトリを務めた中学3年の内盛美生さん(15)は種子取祭に小学校6年生から参加し、初めて参加した時の感想と今年の種子取祭で感じたことなどを発表。「文章を考えてシマムニに翻訳してもらい、練習を重ねてきた。自己紹介くらいしか知らなかったので、まずは島のことばを話せるようになり、将来大人になった時にシマムニを伝えられるようになりたい」と力強く話した。
 竹富町シマムニ推進部の石垣金星会長(73)は「7つの地域の言葉を聞くのは初めてで、文字にすればわかる言葉も半分だけわかる。年寄りが元気なうちに子どもたちに伝えていかないといけない。意味のある大会になった」と講評した。
 前鹿川健一副町長は「島々の貴重な島言葉を後世に残すように、教育委員会と連携を取ながら取り組んで参りたい」と話した。
 発表者全員に町から表彰状とメダルが贈呈され、2019年度にしまくとぅば普及功労者賞に選ばれた又吉智永さん=黒島=と、2018年度に同賞を受賞した前本隆一さん=竹富=の表彰報告もあった。

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