【視点】胸張れる死亡事故ゼロ最長

 通学路などで立哨を続ける交通安全ボランティアの地道な活動も見逃せない。朝の通勤時間帯はつい車のスピードが上がりがちだが、ボランティアの姿を見ると、子どもたちが近くを通ることが意識され、速度もゆるむ。子どもたちの命を守る大切な取り組みであり、毎朝立ち続ける高齢者らには感謝が尽きない。
 八重山署によると、2019年に同署管内で発生した人身事故100件中、交差点での事故は59%に上る。過去5年平均でも58.1%で、県平均の47.5%を上回る。一時停止を徹底することで事故防止を心がけたい。
 高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故が全国的な問題になっているが、八重山署管内では人身事故の25%で高齢者が第一当事者になっている。石垣市が急発進を抑制する装置の購入補助を始めた。ある程度の年齢に達したら運転をやめるか、補助制度を活用しながら安全運転に努めたい。自転車が絡む事故が多いことも八重山の特徴だ。
 レンタカーの人身事故は前年比26.7%増だった。今後も増加傾向をたどる可能性が高く、観光客にも安全運転の呼びかけを徹底する必要がある。
 死亡事故ゼロが続いていることは「命を大切にする島」としてのイメージアップにも役立つ。死亡事故ゼロが最長記録を更新中であることそのものが、ドライバーに安全運転を意識させる。関係機関はぜひアピールに努め、記録を5年、10年と伸ばしてほしい。

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