OKINAWA考古学(6)

 石垣島南西の黒島沖海底からも、多数の沖縄産陶器が密集した状態で見つかっている。種類としては、碗や壺、すり鉢などで、砂の中にたくさん埋もれていた。また、遺跡群の近くからは、木造船と思われる船体に一部も確認出来た(写真1)。

写真1


ヤンバル船と呼ばれる交易船が積荷を載せた状態で沈んでいる可能性があるというから、今後の詳細な調査が楽しみだ。当時の八重山諸島を往復していた船の形や、沖縄産陶器の運搬状況などを知ることができるかもしれない。
 これとは別に、石垣島と宮古島の間に位置する多良間島の北西部、高田海岸も見逃せないスポットだろう。1857年7月18日、オランダ商船が漂着・座礁した記録があるからだ。日・蘭文献史料調査から、ファンボッセ号という名前まで確認されている。船に関連すると思われる陶磁器類が海岸に散布しているほか、資料館でも見ることができる。
 海底調査したところ、ファンボッセ号に関係があると思われる大量の遺物が確認された。その中には中国産青花や、船体を安定させるバラスト石、中央に円形の穴が空いた銅製品(写真2)などがあった。一体、何の部品だったのだろう。

写真2


まいぞうくん


 ※今回から、タイトルロゴ周りを少し変更いたしました。新たに沖縄県立埋蔵文化財センターのマスコットキャラをご提供頂きました。名前は「まいぞうくん」。かわいらしいですね。

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