新1年生の生活習慣確立を 「みんなでチャレンジ」配布へ 市子育て支援課

「いしがきっこみんなでチャレンジ1年生」が配布される(市こども未来局子育て支援課提供)

 幼児教育連携体制推進事業で、石垣市こども未来局子育て支援課は早ければ10月末から、市内の幼児教育施設・小学校・家庭の3者をつなぐ新たな取り組みとして、来年4月に新1年生になる幼児を対象に、生活リズム・習慣などの実践目安となる「いしがきっこみんなでチャレンジ1年生」(以下、「みんチャレ」)への協力・連携を3者に呼び掛けていく。

 「みんチャレ」は、幼児教育連携体制推進協議会(吉濱剛会長)で考案された、幼児期に取り組みたい具体的な実践項目を記したもの。
 この中では①「早寝・早起き・朝ごはん」を始めとする生活リズム②「あいさつ」を始めとする生活習慣③「興味・関心」を始めとする学習基盤―の3つの観点に基づく実践事項が記される。
 早ければ10月末から5歳児在籍のある市内幼児教育施設と各小学校に配布し、連携・協力を呼び掛けていく。
 考案の背景には、市内の各幼児教育施設では統一された保育内容がないために、小学校入学後に学校・児童が混乱する原因になっていることなどがある。現状に対し、各施設で同一内容の取り組みを実施することで幼小の切れ目をなくし、同時に「やっていること」「やっていないこと」を明確化することで既習内容の繰り返しを防ぎ、項目に関する幼児間の差を最小限にする狙いがある。
 さらに保育者と保護者へはパンフレット「みんチャレへの関わり方」も配布する。パンフでは実践項目の意義のほか、保育者へは「家庭との連携の参考例」、保護者へは「家庭で配慮していただきたいこと」についての解説があり、3者への切れ目のない連携・協力を促進したい考え。
 吉濱会長は「課題が想定される子どもの情報を事前に共有する早期支援体制も整えることで、地域全体での落ち着いた学習にもつながる」と強調。
 同課の幼小接続アドバイザー、迎里裕美子さんは「地域の人たちにも取り組みを知ってもらい、幼児・児童にあいさつなどしてもらえると、子どもたちの豊かな将来につながるのでは」と期待を寄せた。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る