石垣島トライアスロン大会2025・第11回八重山郡トライアスロン大会・NTTエイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ第1戦(主催・同実行委員会)は13日、南ぬ浜町スタート、新栄公園ゴールで開催された。エイジ部門に1027人が参加し、総合男子は久保埜一輝(34)=東京都=が2時間3分20秒で4年ぶり2度目の優勝、女子は山田梓(28)=島根県=が2時間16分20秒で2連覇を決め、それぞれ優勝を果たした。リレー部門には77チームが出場し、「TEAM MAORI(美崎伊緒里、相田洸太郎、請盛渚)」の高校生チームが初優勝を果たした。エイジは951人が完走、完走率は92・6㌫だった。
久保埜はスイム、バイク、ランで独走。2位と1分30秒以上の差をつけ、21年大会ぶりの出場で2度目の栄冠を勝ち取った。
山田は2連覇を達成。男子の上位陣を追いかけるように、女子ではスイムから独走し、2位と7分以上の差をつけた。
「TEAM MAORI」は初出場で栄冠に輝いた。
石垣島は夏日を記録した前日と打って変わり、この日は夜明け前の雨とともに寒波に覆われた。
午前7時時点で気温は17・6度、天候は曇り模様。日中も気温は18度ほどとスイム、バイク、ランの3種目で鉄人レースに挑む選手たちには適した気温となった。最大風速12㍍と、うねるような北風が選手たちの進行を阻んだ。
バイク40㌔、ラン10㌔の沿道では、地域住民らが声援を送り、各地のエイドステーションでは、ボランティアが選手にドリンクを提供。市内には交通規制が行われ、交差点ではボランティアスタッフが立哨に当たった。