石垣2人は「移入例」 感染者搬送体制を整備へ

 13日に石垣市で確認された新型コロナウイルス感染者について、県保健医療部の糸数公統括監は、観光客や島外に渡航した島民から感染した可能性が高い「移入例」との見方を示した。「地域内で広がることが心配される。離島の医療資源は限られる。拡大させないよう調査を行い、患者が広がった時の準備をする」と説明した。
 県は、八重山病院が満床になった場合の本島への重症者移送について、自衛隊や海保と調整している。海保や救急搬送を行うNPO法人「メッシュ・サポート」の活用も検討する。
 患者を移送する隔離用機材「アイソレーター」について糸数氏は、県が所有している機材が自衛隊や海保などで使えるかなどを調整していると明らかにした。

 八重山では、離島で患者が出た場合に備え、石垣海保や地元消防団、保健所が移送訓練を行っている。症状が軽度な人は定期船に乗り、他の乗客と接触しない形で移送される。難しい場合は海保の船舶を活用する。指定医療機関である八重山病院で検体を採取し、重症なら入院する。
 八重山病院では、沖縄本島で行われるPCR検査とは別の検査を行う体制があるが、国が求める手順と違うため、正式な検査として認めるか調整が必要だという。
 今後、県も民間の保険診療で検査を進め、八重山でも保険診療で検査を行えるよう調整する。

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