尖閣周辺の中国船、領海退去 171日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺で7日に領海侵入した中国海警局の艦船「海警2303」「海警2301」は8日午後1時9分ごろまでに、相次いで領海を退去した。中国艦船の尖閣諸島周辺での領海侵入は2日連続で、今年13日目になっていた。
 2隻は尖閣周辺で操業する日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せていた。海保が漁船の周辺に巡視船を配備し、中国艦船の接近を阻止。海保は「中国海警船の活動はそもそも国際法違反。引き続き冷静に、毅然として対応を続け、領海警備に万全を期していく」としている。
 同日午後3時現在、尖閣周辺の領海外側にある接続水域では「海警2301」「海警2501」「海警2204」の3隻が航行している。3隻はいずれも機関砲を搭載している。中国艦船が尖閣周辺で航行するのは171日連続。

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