石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉啓子共同代表)は2日、11日から県内でも行われる日米実動訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)に関する要請を石垣市に提出した。中山義隆市長に対し、同訓練に反対し、市内でも住民説明会を開催するよう防衛省に求めることを要請した。
要請は総務部の棚原長武部長が受け取った。棚原氏は「訓練をするとの説明は防衛省から受けた」と述べ、同訓練が石垣島でも実施される予定であると認めた。
棚原氏によると、防衛省は「昨年、一昨年と行った訓練を今年も行う。内容はまだ決まっていない」と説明したといい、同席した中山市長は「詳細が決まれば説明してほしい」と求めた。
連絡会は米軍が来島して訓練を行うことを問題視し、「すぐに戦争を始めるように思えてしまう。石垣島が戦場になる。そうならないようにすることが一番大事。相手にもそう認識させないような取り組みが大事」と主張した。
棚原氏は「市長には要請があったと伝える」と応じた。