糸満市の上原市長は池田公室長に対し「いろいろな意見があり、慎重に対応を検討する。今の段階では保留だ」と慎重姿勢を示した。市議会議員らを含め周囲と相談してから判断するとし、県への回答期限までには結論を出すとした。
うるま市の島袋俊夫市長と池田公室長らとの面談は非公開。島袋市長から報道陣へのコメントもなかった。八重山日報の取材に対し、県の担当者は「市長からは『市の事務、人やお金の負担にならないようにきちんと取り組んでほしい』との要望があった」と述べた。
池田公室長は県民投票の時期について「玉城知事が決めるが(各市町村にとって)負担のない形を最優先に行う」と述べた。県民投票推進課によると、県は投開票事務に伴う各市町村への交付金要綱施行規則を策定中で、11月中に市町村担当者向けに説明会を開催する予定。