ヤマネコ事故対策条例検討 19年度の制定目指す 観光案内人、資源保護条例も 竹富町

イリオモテヤマネコの輪禍が絶えない。今年はすでに7件発生し、2016年と並ぶ最多タイとなっている(資料写真)

 輪禍が絶えないイリオモテヤマネコを保護するため、竹富町が「イリオモテヤマネコ交通事故対策条例(仮称)」の検討を進めていることが、19日までに分かった。また、「竹富町観光案内人条例(仮称)」の他に、エリアを定めて入域規制する「西表島等特定観光資源保護条例(仮称)」の準備も進めている。3条例とも2019年度内の制定を目指す。

 ヤマネコ事故対策条例は、ヤマネコ輪禍の要因として「人馴れ」があることを懸念し、条例制定作業に着手した。条例ではヤマネコの観察方法などを規定する方針。
 政策推進課の通事太一郎課長は、ヤマネコが餌付けされている可能性などを指摘し、「偶発的にヤマネコを見る分にはいいが、生態に影響を与える事は良くない。条例で明確にしたい」と趣旨を述べた。今年のヤマネコ輪禍は、過去最多に並ぶ7件となっている。
 西表島等特定観光資源保護条例はエコツーリズム推進法に基づいて、島内のエリアを特定観光資源として指定し、入域規制する条例。観光案内人条例との違いとしては、人でなくエリアを規制するもの。立ち入り人数等の規定も計画されている。同課長は「(案内人条例と)相互連携する条例。西表の観光管理を進めたい」と話した。
 観光案内人条例では、ガイド事業者の届け出・登録制度、罰則規定や優良事業者表彰などを規定する。
 3条例案は今後、年度内に設置される予定の、有識者らを交えた委員会で検討を進め、19年度内の条例制定を目指す。

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