にぎわい創出 検討開始 新港地区計画策定委が始動 石垣

第1回石垣市新港地区にぎわい創出計画策定委員会が開かれた=28日、石垣港ターミナル

 第1回石垣市新港地区にぎわい創出計画策定委員会(黒嶋克史委員長)が28日、石垣港ターミナル会議室で開かれ、事務局の「新港地区にぎわい創出計画策定案」の検討を行い、概ね了承された。2020年度内の策定を目指す。

 審議は非公開で行われた。事務局によると、市が提出した案で了承されたのは、「新港地区が年間を通してにぎわい、交流を創出できる空間」として、▽公共の機能(税関・出入国管理・検疫に関する業務施設、管理事務所)▽観光客全般や市民が利用する集客施設(例・宿泊、飲食、観光案内所等)▽人工ビーチ等既存施設を活用したにぎわい・交流機能(例・交流広場等)―。
 委員会の冒頭、中山義隆市長が委嘱状を交付。中山市長は、昨年のクルーズ船入港数が132回と全国5位の数字だったことを紹介。暫定供用した新港地区のクルーズ船バースについては、「あくまでも暫定供用であるため、建物も灯りも何もない状況。1日でも早く、新港地区のにぎわいを創出する必要がある」と述べた。
 委員長選任では石垣市商工会の黒嶋克史氏、副委員長には石垣市観光交流協会の大松宏昭氏が選任された。
 次回開催は来年2、3月ごろを予定。
 委員長、副委員長以外の委員は次の皆さん(敬称略)。
 ▽米盛博明(八重山建設産業団体連合会会長)▽山城隆則(沖縄県農業協同組合八重山地区本部本部長)▽伊良部幸吉(八重山漁業協同組合代表理事専務)▽兼盛博文(八重山青年会議所理事長)▽大浜るみ子(石垣市女性団体ネットワーク会議八重山法人会女性部会部会長)▽森田安高(みなと通り会会長)▽久場島清俊(東運輸株式会社常務取締役)▽伊志嶺朝彦(沖縄進行開発金融公庫上席調査役)▽知念正吉(内閣府沖縄総合事務局石垣港湾事務所所長)▽漢那政弘(市副市長)▽大得英信(市企画部長)▽安里行雄(市建設部長)▽大嵩久美子(市観光文化スポーツ局長)

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