「実施なければ違法」に反発 県民投票の会と市議〝対話〟

 これに仲間均市議が反発し「違法性があるという話をするなら退席する」と席を立った。他の市議も「法律の専門家に相談した上で議決している。しょっぱなから違法という話ををするとは思わなかった」などと同会の高圧的な言動を疑問視した。
 市議からは、知事選で辺野古移設反対の民意が出たとされたにもかかわらず、県民投票を実施する意義を問う声も出た。同会側は「シングルイシュー(一つの設問)できちんと民意を示す。市民の口をつぐませるようなことは、民主制の根本を覆すことになる」と警告した。
 県民投票では、玉城デニー知事が知事選で獲得した約39万票を上回る辺野古移設「反対」票の獲得を目指す考えも示した。
 意見交換後、報道陣の取材に応じた元山代表は「対話」の場が設けられたことに謝意を示した上で「市長は市議会の意思を尊重したいと言っているので、お互いに責任転嫁しているのではないか。石垣市議会で県民投票の予算が通ればいいと期待している」と述べた。
 石垣市は7日開会の市議会12月定例会に県民投票の事務に必要な補正予算案1353万円余を上程する。

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