長寿の秘密は〝模合〟? 鈴木氏「孤独でないこと大切」 沖縄復活㊤

 沖縄県がブルーゾーンと認識されたのは2004年。米国人研究者ダン・ベットナー氏がナショナル・ジオグラフィックとチームを組み、世界中の長寿地域の調査を始めた際に、サルデーニャ島(イタリア)、イカリア島(ギリシャ)、ロマリンダ(米カリフォルニア州)、ニコヤ半島(コスタリカ)とともに沖縄(日本)が認定された。
 「すべての地域に共通するのは、大自然に囲まれながらの健康的な食生活と日頃から身体をよく動かすアクティブな生活者が多いこと。そして家族や地域との関わりがきわめて強い。つまり、家族や地域との密接なコミュニケーションが生活の中でのストレスを軽減する方向に働いている。まさに沖縄の暮らしにあてはまる」
 ブルーゾーンとして認定された各地域では農業や狩猟、釣り、牧畜によって食料を自給自足することが多い。それによって暮らしと運動が比例するというが、近年の沖縄は車社会に加えて生活習慣病患者の多さも指摘される。長寿の条件はどれほど当てはまるのか。(つづく)

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