第11回沖縄国際映画祭 島ぜんぶでおーきな祭(主催・同実行委員会)が、18日からスタートした。初日は、那覇市内のホテルでオープニングセレモニーが開かれ、市町村や芸能界の関係者らなど多くの来場者が詰めかけた。
実行委員長の吉本興業・大崎洋会長は11年目を迎えた映画祭について「これまで蓄積した経験を基に、沖縄に日本、アジア、世界中に動画配信をするためのプラットフォームを設立する」と宣言。「沖縄から世界中に発信し、沖縄をエンタメ産業創出の島にしていきたい」とあいさつした。
富川盛武副知事はガレッジセールのゴリこと照屋年之氏が監督した「洗骨」を例に「映画祭を通して沖縄の豊かな自然環境や伝統、歴史を国内外に発信し、笑顔と共に広がることを期待する」と述べた。
乾杯の音頭は桂文枝さんの「カリー」の掛け声で始まり、テーマソングでBEGINの「笑顔のまんま」が流れた。オープニングパーティーが始まり、作品紹介やイベント紹介が行われた。
映画祭は21日まで。今回は「化けろ!やりたいこと、全部やろう」をテーマに、波の上うみそら公園、新都心公園、沖縄ラフ&ピース専門学校、イオンモール沖縄ライカム、てんぶす那覇前広場などで映画上映やお笑い、音楽、ダンス、スポーツ、アートなどの多彩なイベントが開催される。
20日には那覇国際通りでレッドカーペットセレモニーが行われ、国内外から豪華ゲストが集まる。