県は5月5日から始まる児童福祉週間を前に22日午前、県庁正面玄関前でこいのぼり掲揚式を開き、与儀こども園の児童46人、いずみのもり保育園の児童12人と引率者らが参加した。
こいのぼりの歌に合わせてこいのぼりを掲揚し、子どもたちはお遊戯を披露した。式の最後に、参加した児童全員にミニこいのぼりが手渡され、園児たちは風向きに合わせて掲げたり「ふーふー」と息を吹きかけたりしてはしゃいだ様子で喜んだ。
玉城デニー知事は「子ども達が健やかに育つことは県民の願い。県は子どもを巡る多くの課題を抱えているが、夢と希望を持って育てていけるよう環境整備に努めていく」とあいさつした。
児童福祉週間ではポスターの掲示による広報活動や、県内の協力施設が子どもを対象に入場料を無料にするなどのキャンペーンを行う。5月11日まで。こどもの日の5月5日は、高校生以下は沖縄県平和祈念資料館や、八重山平和祈念館に無料で入場できる。