予定地周辺では17日午後、住民が上空を飛ぶドローンを確認した。工事関係者のドローンではなく、誰が飛ばしたか不明だという。最近では周辺で報道機関がドローンを飛ばした例があるが、目撃した住民は「ドローンをむやみに飛ばすと、周辺のカンムリワシにも影響が出るのではないか」と危惧した。
旧ゴルフ場の入口周辺には、反対派が造ったと見られる監視用の工作物も設置された。「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は、陸自配備工事の監視活動の手順をまとめたチラシを支援者に作成。監視活動は2人以上で行い、工事現場に出入りする工事車両の台数や出入りの時間、請負会社名などを記録するよう求めている。