八重山電気工事業協同組合(砂川勝理事長)は17日午前、新川小学校とあらかわ幼稚園を回り、無償で電球や扇風機の修理、交換をする奉仕活動を行った。
8月は安全使用の啓発や災害防止を目的に、活動を強化する電気使用安全月間。同協同組合は毎年同月、青年部を中心に奉仕活動を実施している。同部は事前に学校側にヒアリングし、故障箇所を把握。同日は4人の若手作業員が教室の天井に設置された扇風機などを点検し、不具合を確認、修理した。計10カ所ほどを回った。
小学校などの教育機関では、設備の修理などが行き届かないまま放置されている場所も多い。青年部長の砂川直毅さんは「夏休み期間でもあるこの時期に(修理作業を)行っている」と話した。派遣先の教育機関は毎年変わる。
砂川さんは「自宅のコンセントが壊れているなどの不具合がある場合は、気軽に組合まで連絡してほしい」と呼び掛けた。
問い合わせは八重山電気工事業協同組合℡0980・82・9681まで。