「結い心センター」開所 福祉避難所・交流施設に 石垣市

「結い心センター」のテープカットを行う関係者ら=30日午後、同センター

 災害時の福祉避難所と市民などの交流施設とを兼ね備えた「結い心(くくる)センター」が30日午後、石垣市大川に開所した。災害時の高齢者や障がい者などの要援護者を優先する避難所と被災後の避難生活場として、また多目的研修室や調理室などでの交流の機会を提供する場として今後の活用が期待される。

 2018年5月に着工した同センターは2階建て鉄筋コンクリート造で、敷地面積は1364平方㍍、延床面積は1050平方㍍、駐車場は20台分、うち4台は車イス対応。災害時には60人ほどが避難できる。
 施設内には多機能トイレが計6つあり、ストレッチャーが入るエレベーターとシャワー室や、図書室、授乳室も備える。和室や鏡張りのある研修室もあり、災害に特化しつつ、高齢者から子どもまでが普段使用できる施設となっている。
 この日、開所式が開かれ、中山義隆市長は1771年の明和大津波災害や台風被害に触れ、「避難を余儀なくされる場合も少なくない。要援護者に配慮された充実した施設」と強調。
 平良秀之市議会議長は「隣にあるおおかわ幼稚園への通路が設けられている。平時には高齢者や障がい者の方が小さな子たちと触れ合える場になってほしい」と祝辞を贈った。
 またセンターの命名者である小林さゆりさん(58、登野城)が表彰。小林さんは「結いの精神で心と心を結び、みんなで助け合えるふれあい交流施設になるようにとの思いを込めた」と話した。
 中山市長、平良議長、市老人クラブ連合会の大島正嗣会長、市身体障がい者団体協議会の石垣里八会長、八重山私立保育園連盟の知念修副会長によるテープカットや記念植樹も行われた。

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