昔の円座作り体験 平得公民館で昔の円座作り体験

上地氏(左)に教わりながら円座を作る参加者たち=8日、平得公民館

 石垣市民の親子を対象に「親子円座作り」(主催・石垣市教育委員会いきいき学び課)が8日、平得公民館で開かれた。参加者約40人が円座作りを体験した。講師は上地和雄氏。学びや遊びに関する知識や技術、経験を市民の生涯学習の場で活かすことのできる「石垣市学び遊び人材バンク」に登録している。石垣島遊び伝承会(金城珍章会長)3人と石垣市家庭教育支援チーム(宮良博之代表)5人が円座作りのサポートをした。
 円座は昔使われていた縄でできた座布団。金城会長は「昔は円座を親の指導で作って、生活の足しにしていた」と紹介。宮良代表は「円座は方言でインチャーと言う」と話した。
 半嶺圭美(たまみ)さん(38)は「家で作ってみたい」と子ども3人を連れてきた。息子の穂和(ほだか)さん(10)は初めての円座作りに「難しいけど完成が楽しみ」と熱中している様子。
 トマイ木工の戸眞伊擴(ひろむ)さんも参加。「縄のなえ方などできるものは手伝おうと思った」と話した。

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