「命草文化は竹富島の魅力」 児童ら招き収穫やランチ

6月に植え付けた命草を収穫して喜ぶ児童生徒たち=24日、星のや

 竹富島のリゾートホテル「星のや竹富島」(本多薫総支配人)は24日、「命草のおかげで私たちがいる」をテーマにイベントを開催し、竹富小中学生の児童生徒19人が参加した。6月に施設内の畑に植え付けたクミスクチン、ニガナ、クワン草、ヨモギ、ハンダマなどの命草を収穫し、命草ランチも楽しんだ。
 同ホテルは地域貢献活動の一環として、2017年から島民と一緒に島特有の作物を育てる「畑プロジェクト」を開始し、19年からは命草を育てている。竹富島で採れる野菜・野草の多くは薬になるといわれているが、近年は命草について知る人も少ない。

 この日は月桃の虫除け作りや命草風味の黒糖作りも体験した。また島のお年寄りから「クワン草は安眠効果があるのでねむり草と呼ばれている」「好きな人にハンダマのみそ汁を作ったという歌がある」などと命草にまつわる知識を学びノートにまとめた。
 上勢頭舞音さん(小6)は「ひとつひとつの命草に色々な使い道があることがわかった」と先人の知恵に驚いていた。スタッフの田崎七海さんは「命草文化は竹富島の魅力。今後も島の方々と協力して、3年かけて命草54種を施設で育ててみたい」と意欲を見せた。
 同ホテルでは12月1日から冬限定で、宿泊客へ命草を取り入れたコース料理を提供する。また施設で育てた命草を島民や学校、保育所にも提供していく予定。
 (隅田賢通信員)

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