【視点】新型肺炎 沖縄も感染リスク高まる

 中国の湖北省武漢市で見つかった新型コロナウイルスの肺炎は感染が急拡大している。春節(旧正月)に伴う大型連休(24~30日)中には多くの中国人が旅行などで移動するため、中国人観光客が多い沖縄も感染リスクが高まる。水際の侵入防止対策はもちろんだが、患者発生を見越した対応策の確認など、危機管理のレベルを通常より上げて警戒する必要がある。
 新型肺炎の感染者数は600人に迫り、死者数も22日までに17人に達した。日本や台湾、香港などのほか、米国でも感染者が確認されている。

 日本国内の感染者は神奈川県に住む30代の中国籍の男性で、武漢市滞在中に発熱した。肺炎を発症した人と一緒に生活していたと話しており、この人から感染した可能性があるという。現時点で国内での二次感染は確認されていない。
 新型のコロナウイルスは、2003年ごろにアジアで流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)と発生が続いている中東呼吸器症候群(MERS)と同じ種類のウイルスだという。
 市場で食用として売られていたタケネズミやアナグマなどの野生動物が感染源だった可能性が高い。
 厚生労働省は、せきエチケットや手洗いなどの通常の感染症対策を励行するよう呼び掛けている。武漢市に渡航歴がある人でせきや発熱などの症状がある場合は、事前に医療機関に連絡した上で受信することも求めた。

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