不安と使命感に揺れる 臨時休業か営業継続か 市内タクシー業界

新石垣空港タクシー待機場。午後3時過ぎには2台しか見られなかった=18日午後

 八重山での新型コロナウイルス感染症患者が確認され、外出自粛や店舗の臨時休業が相次ぐ中、タクシー業界でも臨時休業や縮小の動きが出ている。各タクシー会社は高齢者を含めた「市民の足」という使命感と、継続による「感染拡大」という不安感の間で揺れながらも、決断に迫られている。

 共同無線タクシーに加盟する市内5社のうち臨時休業が2社、営業を継続する3社も稼働台数を1~5台に縮小している。共同無線タクシーの電話受付時間も15日から、24時間対応を午前7時から午後7時までに短縮して対応している。
 共同無線タクシーの担当者によると、通常、午前中の受付件数は120~200件だが、18日の午前中は22件だったという。
 加盟社とは別の市内タクシー会社は、18日から5月6日まで臨時休業とした。当初は通常の35台稼働を10台に縮小する計画だったが、市の緊急事態宣言を受け、休業を決めた。
 担当者は「運転手の安全を考えた結果。国の助成金などを活用して、運転手の賃金保障をする」と話した。
 営業継続を決めた別のタクシー会社は、出社人数を通常の3分の1程度に縮小。13日以降は通常の売り上げの7割減になっている。
 担当者は「人件費・燃料費を考えると赤字続きのため、休業した方がいい。しかし高齢の方が病院や買い物で使うこともあり、継続したい」と、不安感と使命感で苦悩する胸の内を明かした。
 また「八重山から更なる感染者が出る場合には休業を検討し、運転手の命を最優先にしたい」と話した。

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