新型コロナウイルスの感染拡大で入学式が21日にずれ込んだ八重山商工高校で、新入生たちを歓迎しようと、国語科教諭の伊良波佐也加教諭(42)がアニメのキャラクターを描いた黒板アートを製作した。「離島や小規模校からの進学で不安な子もいると思うが、高校では新しい出会いがある。自分の将来につながる宝物を見つけてほしい」とメッセージを送った。
4月の休校期間中に、自身が担任を務める予定の1年4組の教室で、5色のチョークを使って描いた。製作期間は3日間ほど。「入学おめでとう」「宝物が見つかる」というメッセージを添えた。
新学期は「3密」を避けるため、生徒を分散させる工夫を検討するという。