小中学校で終業式 コロナ影響で夏休み短縮

 八重山3市町の小中学校では7月31日、1学期の終業式が行われ、児童生徒は1日から夏休みに入る。今年は新型コロナの影響で始業式が遅れたことから、例年40日程度ある夏休み期間を短縮。石垣市は16日、竹富町は19日、与那国町は23日までで、それぞれ各翌日から2学期が開始される。

 終業式当日、石垣市立新川小学校(入嵩西義晴校長、全児童394人)では午前11時過ぎから終業式が行われた。
 式はコロナ感染防止の観点から各教室で行われ、校内放送では児童の1学期を振り返っての発表や入嵩西校長のあいさつが行われた。
 発表した6年生の女子児童はコロナ禍を受け「何かできないか」と、委員会活動でコロナ関連情報を載せた新聞を作成したことを振り返り、「第2波が来ているので、2学期も力を入れたい」と意気込んだ。
 入嵩西校長はあいさつで「1学期を振り返り、良かった点は更に伸ばし、頑張らなければならないことはよく考えて直していこう」と話し、「普通の一日が実は大切な一日だと心に刻み、夏休みを過ごして」と呼び掛けた。
 また感染防止に触れ、「家で過ごす時間を長くして、この機会に家族の手伝いをしてみよう」と提案。「家族の有難みを感じるし、さまざまな仕事を経験すると、これからの人生で必ず役に立つ」と強調した。

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