「歴史、文化、自然学べる」 博物館に望む声で最多 竹富町民アンケート

 竹富町が建設を計画する町立博物館に望む声として「歴史や文化、自然が学べる」を挙げる町民が最も多いことが町内の小中学生、保護者、教師を対象にした町教委のアンケートで分かった。町教委は町民の意向を計画づくりに生かす。

 「博物館がどんな所なら行ってみたいか」を複数回答で尋ねたら「町の歴史や文化、自然が楽しく学べる」と回答した人が小中学生で100人、保護者で127人、教師で124人でいずれも最多だった。
 「体験メニューが充実している」との答えは小中学生94人、保護者106人、教師95人で小中学生は3番目、保護者と教師は2番目に多かった。
 小中学生の2番目は「普段見ることのできない動物の生態など貴重な映像が見られる」で96人。保護者は77人で3番目だった。教師で3番目に多かったのは「星の観察ができる」で85人だった。
 「博物館で町のどんなところを知りたいか」の問いでは小中学生、保護者、教師とも「豊かな自然と保護活動」「歴史」「民俗・文化」を挙げる人が多かった。
 付帯機能を尋ねる問いでは「カフェ・レストランで食事や飲み物を楽しめる」との回答が目立った。
 町はアンケート結果を7日に始まった「町文化振興・観光交流拠点整備事業基本構想策定委員会」に示した。来年度にかけて策定作業の本格化する基本構想、計画づくりに反映させる。
 アンケートは小学5年生以上の小中学生204人、保護者166人、教師146人を対象に実施した。回答率は100%。

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