母豚を九州から共同購入 市、コロナ対策で半額補助 養豚振興協

ぱいぬしま養豚振興協議会が熊本県から共同購入した母豚=19日午後、石垣港

 八重山の養豚農家でつくる「ぱいぬしま養豚振興協議会」(川満俊二会長)が熊本県から共同購入した母豚20頭が19日、石垣港に到着した。7月の協議会発足後、初の共同購入で、新型コロナウイルス経済対策として市が購入経費の半額を補助した。豚熱の影響で、養豚農家は現在、県外からの母豚購入を余儀なくされており、協議会は輸送費などの負担軽減を市に訴えていた。川満会長は「市が迅速に対応してくれてうれしい」と話した。

 沖縄本島では3月に豚熱のワクチン接種が行われ、清浄地域である八重山への豚の移動ができなくなった。協議会によると、養豚農家は年に3~4回本島から母豚を購入し、豚を更新してきたが、現在は九州から母豚を購入せざるを得なくなっている。輸送経費は従来より約30万円の値上がりだという。
 協議会は農家22人で発足し、コスト低減に向け、母豚の共同購入を決めるとともに、市に経費の補助を求めていた。
 市は新型コロナウイルス経済対策として協議会に約230万円の支出を決め、約100万円で母豚の購入費と輸送費の半額、残る約130万円で飼料購入費の半額を補助する。財源には国の地方創生臨時交付金を活用する。
 この日は川満会長が代表を務める川満養豚と八重山ファームの2社が共同購入した母豚が、博多港から石垣港に到着した。農家がフォークリフトで豚を軽トラックに積み込んだ。
 川満会長は現在、10頭を飼養しており、新たに10頭を購入。「石垣島産の豚のブランド化を進め、将来は年間300~400頭を出荷したい」と意気込んだ。

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