入院、感染症病床上回る 医療崩壊の危機訴え 八重山病院

医療体制の逼迫を訴えている県立八重山病院(資料写真)

県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は8日、新型コロナウイルスに感染したり、感染が疑われる患者の入院が14人となり、感染症対応病床の13床を上回ったことを明らかにした。篠﨑院長は「これ以上患者が増えると医療体制が逼迫(ひっぱく)し、一般医療を制限しないといけなくなる」と述べ、医療崩壊の危険性が迫っているとの認識を示した。
その上で八重山住民に対し「(感染予防のため)行動自粛を切に願っている」と呼び掛けた。
県によると8日現在、八重山病院には新型コロナが確定した患者12人、未確定の患者2人が入院している。八重山病院の軽症患者は徳洲会病院に移送しており、徳洲会病院の入院患者は5人。
八重山病院の入院患者のうち、集中治療室に入っている重症患者が1人、中等症患者は3人。軽症であっても、重症化リスクが高い高齢者や基礎疾患がある人は入院している。
今後、新型コロナ患者に対応する病床をさらに増やした場合、医師や看護師も再配置する必要があり、場合によっては新型コロナ以外の手術を延期・中止せざるを得なくなる可能性もある。
宿泊療養施設のアパホテルには13人が入所、自宅療養は1人となっている。

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