海の「もしも」は118番 正しい使い方を 石垣海上保安部

FMいしがきサンサンラジオに出演した照屋さん(左)と上原さん(右)=18日、FMいしがきスタジオ

 「118番の日」にちなみ石垣海上保安部(増田克樹部長)は18日午後、FMいしがきサンサンラジオに出演し「海でもしもの事件・事故」が起きた場合の緊急通報連絡先である118番の重要性と正しい使い方を周知した。
 同部管理課の照屋樹総務係は「海上でのトラブルは時間との勝負。通報する際は、いつどこで何があったかを簡潔に伝えることを覚えておいてほしい」と強調した。
 118番は、①船舶事故②海上での人身事故③船のトラブル④密輸・密航の発見―などに遭遇したり目撃した場合に使用する。
 これらが発生した場合の速やかな通報に加えて、遊泳時はスマートフォンを防水カバーに入れて身に付けるなど、日頃から各個人が万一に備える必要があるという。
 2019年11月からは、オンライン上で通報可能な「NET(ネット)118」の運用がスタート。聴覚や発話に困りがある人でも、チャットを通して事件・事故の状況を伝えることができるようになった。
 石垣市では2020年8月、「友人らが見当たらない」と通報があり巡視船と航空機が出動。事故者3人を救出する事例が起きた。
 沖縄県を管轄する第十一管区海上保安本部によると、昨年1年間の118番通報の総数は6927件。このうち有効通報件数は475件で、全体のわずか約6・9%だ。
 周知活動により減少傾向にあるが、現在も通報のほとんどは間違い電話や無言電話だという。
 上原剛管理係は「118番は大切な緊急連絡番号。多くの人に重要性と正しい使い方を理解してほしい」と訴えた。
 同日午前は、石垣港離島ターミナルの具志堅用高銅像に「海のもしもは118番」と書かれたタスキをかけて周知活動を実施した。

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